「今の仕事、このままでいいのかな…」
そう思い始めたときが、転職を意識し始めるタイミングかもしれません。
とはいえ、いきなり求人サイトを開いて片っ端から応募するのは、あまり賢いやり方とは言えません。焦って動くと、「こんなはずじゃなかった」と後悔するリスクも高くなります。
転職を考え始めたときに大切なのは、“いきなり動かないこと”ではなく、“いきなり応募しないこと”。
まずは、これから紹介する 3つのステップ を落ち着いて踏んでいくことが、後悔しない転職の第一歩になります。
① 今の職場で「何が不満なのか」を言語化する
最初にやるべきことは、「自分は何にモヤモヤしているのか」をハッキリさせることです。
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給料が低い
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残業が多すぎる
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人間関係がつらい
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仕事内容にやりがいを感じない
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将来が見えない ……など
理由はいくつも浮かんでくるかもしれませんが、その中でも「これは絶対に変えたい」というポイントと、「本当は我慢できるかもしれないポイント」を分けてみると、自分の本音が見えやすくなります。
紙やメモアプリに箇条書きで書いてみると、頭の中のモヤモヤが整理されてきます。
この作業をしておくと、転職先を選ぶときに「ここに行ったら、今の不満は解消できそうか?」という視点を持てるので、ミスマッチを減らすことができます。
② 転職する目的・ゴールを決める
不満を整理したあとは、「転職してどうなりたいのか?」を考えます。
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年収を○○万円以上にしたい
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残業は月○○時間以内がいい
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土日祝はしっかり休みたい
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在宅勤務やリモートワークを取り入れたい
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やりがいより安定を優先したい
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逆に安定よりも挑戦できる環境に行きたい
目的があいまいだと、求人を眺めているうちに条件を見失ってしまい、「なんとなく良さそうだから応募」→「入ってからギャップに気付く」という流れになりがちです。
ここでは、「絶対に譲れない条件」と「できれば叶えたい条件」を分けておくのがポイントです。
全部を満たす“完璧な会社”はほとんど存在しません。だからこそ、自分の中で優先順位をはっきりさせておくことが大事です。
③ 自分の「棚卸し」をして、強みと弱みを知る
最後のステップが、“自分のキャリアの棚卸し”。
今までどんな仕事をしてきたのか、どんな役割を担ってきたのかを、一度ちゃんと言葉にして整理しておきましょう。
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今の会社・前の会社でやってきた業務
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担当していた顧客・プロジェクト
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工夫して成果につなげたエピソード
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周りの人からよく言われる自分の強み
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逆に、苦手だと感じていること
これらを書き出していくと、「自分にはこんな価値があるんだ」という気付きが生まれてきます。
同時に、「この部分はまだ弱いから、転職前に少し勉強しておこうかな」といった今後の課題も見えてきます。
この棚卸しは、あとで職務経歴書を書くときや、面接で自己PRするときの材料にもなります。
転職活動をスムーズに進めるためにも、最初に時間をかけてやっておく価値があります。
転職は、人生の中でも大きな決断のひとつです。
勢いだけで会社を飛び出してしまうと、また同じような悩みを繰り返してしまうこともあります。
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不満の整理
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目的の明確化
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自分の棚卸し
この3つを先にやっておくことで、「自分は何を求めて転職するのか」「どんな環境なら長く働けそうか」が見えやすくなります。
“なんとなく転職”ではなく、“自分で選び取る転職”にするために、まずはここから始めてみてください。
