冬になると、「なんだか顔色がさえない」「ファンデーションの色が合わなくなった気がする」と感じることはありませんか?
それは単なる気のせいではなく、“冬特有のくすみ要因”がいくつも重なっているサインかもしれません。
まず一つ目の原因は「乾燥」。
冬の空気は湿度が低く、暖房をつけることでさらに水分が奪われやすくなります。
肌の表面がカサつくと、光をきれいに反射できず、全体的にどんよりとした印象に。特に目の下や頬の高い位置が粉っぽく見えると、一気に疲れて見えがちです。
二つ目は「血行不良」です。
寒さで体が冷えると、血の巡りが悪くなり、本来なら血色のよい肌も、青白く、または黄ぐすみしたように見えてしまいます。
肩こりや冷え性を抱えている人ほど、冬の顔色に影響が出やすい傾向があります。
さらに三つ目の要因として「角質肥厚」があげられます。
冬はターンオーバーのリズムが乱れやすく、肌表面に古い角質がたまりがち。角質の厚みが増すと透明感が失われ、メイクのノリも悪くなります。
ファンデーションがムラづきしてしまうのも、この角質の影響が大きいです。
では、どう改善していけばよいのでしょうか。
まずは何より「保湿の底上げ」です。化粧水をいつもより少し多めに重ねづけし、その後の乳液やクリームも“肌がやわらかくなる感覚”を確かめながら丁寧になじませていきます。
特に、夜は油分もしっかり補ってあげることで、朝起きたときのくすみ感が変わってきます。
次に「血行を良くする習慣」を取り入れてみましょう。難しいことをしなくても、
・湯船につかる日を増やす
・首や肩を軽くストレッチする
・寝る前にホットタオルを首元に当てる
といった簡単な方法でOKです。顔だけをマッサージするより、体全体を温めたほうが血色には効果的です。
角質ケアは、やり方を間違えると逆効果になってしまうので注意が必要です。
ゴリゴリこするスクラブや、頻繁なピーリングは冬の肌には刺激が強すぎることも。酵素洗顔を週1回ほど取り入れる、拭き取り化粧水を“こすらず押さえるように使う”など、あくまでやさしいケアを心がけましょう。
メイクでできる工夫もあります。
ベースメイク前に、保湿系の下地を使うことで、肌表面の凹凸がなめらかになり、光の反射がきれいになります。
チークやハイライトも、少しだけ血色のよい色をのせることで、「くすみ」をカバーしつつ自然なツヤを演出できます。
冬のくすみは、「乾燥」「血行不良」「角質」の三つ巴。
逆に言えば、この3つに気を配ることで、冬でも明るく透明感のある肌をキープできるということです。季節のせいだとあきらめず、できることから少しずつ取り入れて、冬ならではのしっとりした美しさを楽しんでいきましょう。

